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札幌市内の男性が奨学金制度の充実に役立ててほしいと十六日までに、同市に四億八千万円を寄付した。
市によると、これほど巨額の寄付は前例がない。
市教委によると、男性は市内で長く事業を営む七十歳代の資産家で、「自分も定時制で学んだ。
経済的に苦労している若者の進学に役立ててほしい」と寄付を申し出たという。
一九五一年に設けられた札幌市の奨学金の基金は現在十億九千万円。年間の利息約一千七百万円に、
市の一般会計からの繰り出しを合わせた年間約五千万円を現在は六百四十一人の奨学生に支給している。
男性は「自分が寄付をしても、市の繰り出しが減って、全体の奨学生の数が増えなければ意味がない」
との意向を示し、市教委は、寄付金を新しい基金として、既存の基金とは別途に積み立てる。
市教委の試算では新基金により、本年度は年度途中からの利息で七十二人分、来年度からは百人以上
の奨学生を増やすことができるという。 市教委の担当者は「本当にありがたい。感謝します」
と話している。
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