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御木本幸吉翁のアイデアから始まったミキモト真珠島(鳥羽市鳥羽)の
人気アトラクション「海女の作業」で観光海女として活躍したい
―と今年もフレッシュな新人の海女が入社した。
今年高校を卒業したばかりの伊勢出身・森善絵さんは5月9日から、先輩
海女の上村雅代さんの指導のもと海女になるための特訓に入った。
1951年開業の同施設の目玉アトラクションとしてスタートした「海女の作業」は、
御木本幸吉翁が真珠養殖見学に訪れる外国の来賓客を楽しませるために
行った「サプライズショー」を同施設の開業に合わせて作ったもの。
鳥羽湾に面して「海女スタンド」なる観覧席を設置し、観客の目の前で海女が
海底のアコヤガイや海藻などを取る作業を披露する。
現在同施設で働く現役の海女は11人。森さんは、昨年の樋口治奈さん
(愛知県犬山市出身)に続き2年連続での「新入社員=新入海女」として
12人目の海女を目指している。
森さんは小学校6年間、市内のスイミングスクールに通い、水泳検定1級の
持ち主で、息継ぎなしで25メートルの潜水記録を持つほど泳ぎには自信が
あるという。趣味は音楽鑑賞、詩・小説・イラストの創作など。
この日の海水の温度は17度。始めは純白の海女着の下にウエットスーツを
着用して入水したものの、水温の冷たさに驚いた様子。2回目にはウエット
スーツを脱ぎ海女着だけで入水、冷たさに我慢しながらも次第に慣れていった。
3回目には「初漁」となるナマコを取る「ハプニング」に先輩の上村さんからも
「将来有望」と太鼓判を押されるほどに。
「特訓」は今月いっぱい続けられ、上達度の成果によって正式デビュー日が決定する。
ソース:URLリンク(iseshima.keizai.biz)
画像:URLリンク(iseshima.keizai.biz)
伊勢志摩経済新聞 2008年5月12日
(ソース続く)