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全国最大規模のこけしの祭典「第５０回全日本こけしコンクール」（宮城県
白石市など主催）が３日、白石市ホワイトキューブで開幕した。５日まで。
最高賞の内閣総理大臣賞に選ばれた新山吉紀さん（４７）＝白石市＝の
弥治郎系伝統こけし「９．５号」をはじめ、全国の工人が出品した１０６３点を
一堂に展示。半世紀の節目の大会とあって、４年ぶりに応募が１０００点を超えた。
各地の風土に根差した伝統こけしのほか、時代を反映した創作こけしも
力作がそろった。期間中は木地玩具など約１万本が即売され、工人による
制作実演も行われる。
開会式で風間康静市長は「こけしの優しさに癒やされてください」とあいさつ。
会場に一番乗りした長野県小諸市の会社員小林義典さん（５０）に１尺５寸
（約４５センチ）のこけしを贈った。
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河北新報 2008年05月04日