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富士河口湖町の本栖、精進両地区の飲食店や旅館は２５日から、シカの肉を
使ったカレーライスを販売する。シカ肉を使った料理を地域の特産物にしよ
うという試みだ。
富士本栖湖リゾートで開かれる「富士芝桜まつり」（２５日－６月１日）に
合わせて販売を始めることにした。両地区の１６施設で取り扱い、シカ肉
４０－５０グラム入りで価格は１０００円前後としている。
今後は町が今秋にも本栖地区で計画しているシカ肉加工処理施設から肉を仕
入れ、カレー以外の料理に使ったり、薫製にして販売していく考え。本栖地区
の飲食店「本陣つかさ」の自営業渡辺さん（６１）は「シカ肉は低カロリーで
ヘルシー。ぜひ多くの人に食べてもらいたい」と呼び掛けている。
両地区の観光業者は昨秋、地域の特色を生かした特産品を開発しようと「創作
郷土料理研究会」を設立。地元にシカが多く生息し、ジビエ（狩猟肉）料理が
注目を集めていることから、シカ肉を具材にしたカレーを考案した。
山梨日日新聞 2008年04月25日（金）
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２５日から本栖、精進両地区で販売されるシカ肉を使ったカレー
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