08/04/20 00:00:59
●ワイナリー:団塊世代の9人組が挑戦 今秋仕込みへ 山梨
会社を退職した「団塊世代」の男たちが、日本有数のワイン産地で知られる山梨県甲州市勝沼町に
ワイナリーを設立した。サラリーマン時代の夢実現に向け、ブドウ畑の開墾から資金集めまで奔走。
地元生まれで発起人の高野英一さん(60)は「古里の勝沼産にこだわったブドウで
いいワインを造りたい」と話し、今年秋に初の仕込みに挑む。
メンバーは、高野さんら東京電力OBを中心に56~69歳の9人。
高野さんは同社時代からワイナリー建設が夢だったことから「東夢(とうむ)」と名付けた。
高野さんは早期退職後の02年、荒廃したブドウ畑を見て「勝沼は生まれ育った恩ある土地。
自分が再生させたい」と開墾を決意。地主から畑を借り、雑木の伐採など休みなく取り組んだ。
この姿を見た元同僚らに支援の輪が広がり、昨年は60アールの畑から1・2トンのブドウを収穫。
隣接市のワイナリーに醸造を委託し、購入したブドウ5トンと合わせ、計約6000本のワインを生産した。
この間、元職場仲間の出資や金融機関から融資を受け、4000万円で、開墾したブドウ畑のそばに
鉄筋2階建て延べ370平方メートルのワイナリーを設立。昨年末に醸造免許を税務署から取得した。
社長には最初に開墾を手伝った先輩の田中幹雄さん(67)が就任した。経費節減に向け、
設立に必要なフォークリフトや事務用品などは、山岸正夫さん(56)がインターネットで中古品を買い集めた。
「退職後はクレジットカードを作るのも一苦労で、資金集めが難しかった」という高野さんだが、
秋には甲州種の白ワインなど8300本を自前で初めて醸造する。
ワイナリーの見学も始める予定で、第二の人生をワイン造りにかける。
問い合わせはワイナリー(0553・・・・・・)へ。【中西啓介】
*注:電話番号削除
■琉球新報
URLリンク(ryukyushimpo.jp)
■依頼522
関連スレッド(2chワイン板)
ワイナリーで働いてみたいです。
スレリンク(wine板)