08/04/19 23:40:05
●0-66で試合放棄、最弱野球部の熱血…部員は2人
今月15日の春季高校野球埼玉大会予選で、2回裏一死で「0-66」の大差をつけられ、
異例の「放棄試合」を選択した高校がある。昨夏の予選でも「0-68」(5回コールド)で
1回戦敗退した“県内最弱校”は、再来年3月に統合による廃校が決定しているが、
統合予定校との合同チームを結成せずに“奇跡の一勝”を信じて今日も練習を続けている。
それは、わずか2人の野球部員と熱血監督の意地だった。
「2人は決して弱音を吐かず、毎日まじめに練習に取り組んでいます。
しかし、文化系の部員にも助っ人を頼む状況では、まずはケガさせずに無事に
試合を終えることで精いっぱい。それでも2人のために試合を行い、2人がいるうちに
何とか1勝したいのです」こう話すのは、埼玉県立川本高校野球部監督の飯田貴司教諭(41)。
15日の県立進修館戦では、1回に26失点、2回一死までに40失点。
72人目の打者を迎えた時点で被安打35、四死球20、失策18、
許した盗塁21という状況に加え、投手の球数が242球に達していたため、
「選手の健康上の理由」から試合放棄を宣言した。
川本の攻撃は無安打2四球だった。
川本は3年生2クラス、2年生4クラスの中規模校で、1年生は募集を終了している。
野球部の正式部員は、主将の松崎聖君(3年、捕手)と森勝吾君(2年、投手)のバッテリーのみ。
松崎君は小学校から野球一筋だが、本業は外野手。
森君は中学時代はラグビー部だったが、飯田教諭が入学時にスカウト。
その時点で、部員は後に退部する1人を含め3人だった
>>2へ続く
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