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●インド、動物園の猛暑対策-「夏の特別メニュー」も
【ブバネシュワル 4月15日 IANS】熱波に見舞われているインド東部オリッサ州。
同州ブバネシュワル郊外のナンダンカナン動物園では飼育動物を守るため、
「冷水スプリンクラー」や「夏の特別メニュー」などさまざまな対策を講じている。
ブバネシュワルなどオリッサ州の多くの都市ではこの4日間、気温が40度を超えている。
気象当局の予測では、気温は今後さらに上昇する見通しだという。
ナンダンカナン動物園では猛暑に備え、貯水タンク46基を新設。園長のA.K. Patnaik氏は、
「トラやヒョウ、リスザル、ヒクイドリ、エミューなどの飼育棟では定期的に冷水を
スプリンクラーでまく予定です」と述べる。
飼育動物に対しては、エサにスイカやグリーンマンゴー、サトウキビ、パパイアなどの
「特別メニュー」を追加、さらに脱水症など熱によるストレス反応を抑制する薬剤を
投与する予定だという。
また鳥類や霊長類、ライオン、トラ、シマウマ、アミメニシキヘビの飼育棟では屋根をワラ材でカバー。
動物たちの健康状態を観察するための措置も強化されている。
ナンダンカナン動物園では昨年、来園者数が過去最高の170万人に達したという。
見学者に対しても冷水サーバーや浄水器を設置するなど、サービスは万全のようだ。
ナンダンカナン動物園は1960年に開園。ホワイトタイガー11頭を飼育することで知られている。(c)IANS
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