08/04/07 01:49:31
<ハート形噴水が登場>
帯広市は今年度、2002年度から進めてきた旧国鉄広尾線愛国駅一帯の「愛国ふれあい
広場整備事業」を完了する。今春、「愛の国」にちなんだハート形の噴水、水路の通水を
始める。旧愛国・幸福駅は今年度、若いカップルらに魅力的な観光拠点「恋人の聖地」として
PRされる。広場は地域交流とともに、観光の拠点としての役割が期待される。
同事業は住民ワークショップで2000年度にまとめられた構想を基に展開。04年度まで
3カ年は道の田園空間整備事業を活用、その後は市単独で重ねてきた。整備面積は同駅
南側の旧線路敷地1万3500平方メートル。総事業費は1億6000万円余りに上る見通し。
これまでに、あずまやや円形ベンチ、ヒマワリ畑、トイレ、観光バスも停車できる駐車場などを
整備。旧駅舎の外壁塗り替え、周辺にはツツジやサクラ、芝生を植生した。
昨年度は地元農家が持ち寄った新鮮な野菜市も開かれ、多くの市民が訪れている。
今年度は約2400万円を投じ、屋根付きバーベキューハウスや木製遊具、案内板などを
設置。ハート形の噴水、水路は住民要望を受けて造成したもの。NPO法人地域活性化
センター(静岡県)がプロポーズに適した観光スポットを認定する「恋人-」のイメージにも
合致する。
事業完了後、広場の有効利用策展開はもちろん、管理も住民が主体的に担う。
「恋人-」に認定されれば、「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズ通りに立ち寄る観光客も
増えそう。市観光課は「利活用と管理の両面について、引き続き地域と協議を重ねていく」と
している。(岩城由彦)
十勝毎日新聞 2008年4月6日(日)
URLリンク(www.tokachi.co.jp)
通水を待つハート形噴水も整備された「愛国ふれあい広場」(塩原真撮影)
URLリンク(www.tokachi.co.jp)
※ご依頼いただきました。