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大阪の通天閣で幸福の神様とされる「ビリケンさん」が、アメリカで誕生してから100年になるのを記念して、
大きな着ぐるみのビリケンさんが登場して誕生会が開かれました。
ビリケンさんは、通天閣の展望台に昭和55年から置かれている高さ45センチほどの木製の像でもともと
1908年にアメリカの女性美術家が夢で見た神様をモデルに制作し、世界各国に広がったと言われています。
今年はビリケンさんが生まれて100年となることから、通天閣で誕生会が開かれ、2メートル近くある
着ぐるみのビリケンさんが、直径30センチほどのケーキに立てられたろうそくを吹き消し、誕生日を祝いました。
ビリケンさんの像は、両足を前に出して座った形で、足の裏を触ると願い事がかなうと言われています。
誕生会のきょうは雨の中、1時間待ちの長い行列ができ、訪れた人たちがビリケンさんの足の裏を触って
願い事をしていました。
家族で訪れた女性は、「誕生日の時に来られてラッキーです。今年1年健康であるようにお願いしました」
と話していました。
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