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ゆるキャラで人気の「カピバラさん」は、落書きから生まれた。ヒットまで約5年。
女だけのチームの、ねばり強いチャレンジが実を結ぶ。
(※中略。)
■カワイイを共有できる
女性ばかりのメリットは「カワイイ」が共有できること。わざわざ調査会社を使って女性を集めた
座談会を開かなくても、社内会議で多数決を取ればどの商品が売れるかある程度見えてくるという。
「男性を前にしたプレゼンだと『このキャラのこういうところが女性にカワイイと思われる』と
説明しなくてはならないが、女性同士なら『カワイイ』自体は直感的に分かるため、
すぐに『どれくらいカワイイか』の議論に入れる」(遠藤さん)
(※中略。)
■カピバラさんは落書きだった
(※中略。)
カピバラさんは、メンバーがキャラをプレゼンする際に、プレゼン用紙の端っこにあったイラストが
元になっている。うろ覚えで描いたため、実物のカピバラとはあまり似ていないのだが、その落書きを
見つけたスタッフの間で「これがカワイイ」と評判になり、偶然生まれたキャラクターだった。
カワイイという共通言語が見いだした発見。この女子高生的なノリが、後の大ヒットにつながるとは
そのときはまだだれも気づいていなかった。
■書籍化まで2年以上
(※中略。)
書籍で魅力を伝えるため、白紙だった「カピバラさん」の世界観が、練りに練られることになる。
(※中略。)
書籍化に向けて奮闘していたころ、トライチームは「ちびギャラ」(ゴマブックス)という絵本のキャラに
目をつけ、キャラ育成とグッズの商品化に着手。こちらはヒットし、年間約3億円の売り上げを叩き出した。
この実績を引っさげ、トライチームは「カピバラさん」を本格デビューさせることに。
カピバラさんの落書きが書かれてから、すでに2年以上の月日が過ぎていた。
■テスト販売で飛ぶように売れる
05年7月、ようやく決まった書籍化と同時に、第1弾としてぬいぐるみの販売を行うことになった。
著者名は「TRYWORKS」。「トライチームの作品」という意味を込めてつけた。
(※中略。)
ところが、ふたを開けてみるとカピバラさんは飛ぶように売れ、2週間後にはすべての店舗の商品が完売
したのだ。「カピバラさんならいける」―遠藤さんの自信が、確信に変わった瞬間だった。
(※中略。)
「キャラは人気が出るころよりも、人気を維持するほうが大変。これからが本当に大切な時期。カピバラさんを
長く愛されるキャラクターに育てたい」と遠藤さんは言う。
「カピバラさんで世の中を席巻したいですね」(遠藤さん)
(※一部引用しました。詳細な記事は引用元ソースをご覧ください。)
ITmedia News 08/03/07
(※引用元ソースにぬいぐるみや書籍などの画像あります。)
URLリンク(www.itmedia.co.jp)
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▼関連サイト
カピバラさんホームページ
URLリンク(tryworks.jp)