07/12/30 16:50:41
電気で調理する圧力鍋の売れ行きが急増している。ここ10年ほどは年間2000台程度しか
売れていなかったが、昨年度は4000台、今年度は一挙に5万台を上回る見込み。
ガス火と違って火加減調節が不要で、栄養素も摂取しやすい--といった点が見直された
らしく、品薄状態になっている。
国内では複数メーカーが手がけていたが、現在は1970年に商品化した松下電器産業だけ。
9月に発売した新製品(容量3.2リットル。実勢価格3万円前後)に至るまで、レトロな外観は
あまり変わっていない。ビーフシチューは15~20分で調理でき、魚の煮付けは
骨まで軟らかくなる。
長らく地味な存在だったが、松下電器が昨年秋以降、各地で実演販売を行い、スイッチ一つで
調理ができる手軽さなどをアピール。
そもそも消費者へのアンケートでは、購入したい調理器具の1位になっており、PR
効果や口コミで健康や安全を気遣う高齢者らに浸透したようだ。
松下は「健康や迅速さといった、現代の調理器具に求められる特徴を備えており、やっと
時代と商品がマッチした」と話している。
圧力鍋の国内市場は年間約130万台とみられ、ガスを使うタイプが圧倒している。
ソースは
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)