07/09/21 06:22:17
兵庫県は20日、公衆浴場での6歳以上の男女混浴を禁じる県条例を改め、家族風呂などでの
夫婦同士や、10歳未満の子どもとの入浴を認めることを決めた。同条例を巡っては昨夏、県が
家族風呂を有する温泉施設に改善指導したところ、施設側が「家族だんらんを認めないのか」
と反発、約1年間にわたる論争が続いていた。
条例は1964年の施行。家族の介助と水着着用の場合を除き、家族風呂を含めた6歳以上の
混浴を禁止している。条例に基づき、県が昨年8月、家族風呂を有する三木、豊岡両市の3施
設に改善指導したところ、施設側は「ニーズは高く、問題ない」と反発。このため県は同年11月、
検討委員会を立ち上げ、混浴の是非を議論してきた。
検討委は今年8月、「夫婦とカップルの見分けがつかない」として、「10歳未満の子連れ夫婦」
に限って混浴を認めようとしたが、県民から「子どものいない夫婦はだめなのか」という意見が
約40件寄せられ、検討委で再考していた。県生活衛生課は今後、夫婦とカップルを区別する
ため、運転免許証の提示などを求めるよう指導する方針で、「風紀の乱れを防ぐ措置。理解し
てほしい」としており、年内に条例改正し、来年4月の施行を目指す。
そおす◇読売新聞
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