07/10/23 23:43:18 LN0C3WnP
日光で豊作願う「わら鉄砲」
ワラを束ねて作った「わら鉄砲」を地面にたたきつけながら、
子どもたちが五穀豊穣を願う伝統行事が日光市で行なわれました。
この行事は、日光市の小来川地区に100年以上前から続くもので、
毎年、十三夜の日に地域の子どもたちによって行なわれています。
ことしは、地元の小学生15人が参加し、サトイモの茎を芯にして、
ワラを束ねて作った長さ80センチほどの「わら鉄砲」を手に
きのうの夕方から、地域の家々を一軒一軒回りました。
子どもたちは、玄関先にしゃがみ込んで、わら鉄砲を一斉に
地面にたたきつけながら、大きな声で「大麦小麦、大豆も
小豆もよくあたれ」と豊作を願う歌を歌いました。
「わら鉄砲」で地面を叩くと、農作物を荒らす悪い虫を
追い払うという言い伝えがあるということで、子どもたちは
月明かりの中、大きな音を立てながら「わら鉄砲」を
叩きつけていました。
参加した子どもの1人は「たくさん家があるので大変でしたが、
大きな声を出してみんなでがんばりました」と話していました。
URLリンク(www.nhk.or.jp)