08/09/04 21:57:21 0
都議会民主党の4人が公費でブラジルに調査に行った際に発表した報告書が、
ジェトロの職員が発表した論文と極めてよく似ていることが分かりました。
民主党は「意図的ではなかったが結果的に盗作になってしまった」と話しています。
これは共産党都議団が会見し明らかにしたものです。会見で共産党の吉田信夫幹事長は
「ジェトロ職員の事前に発表されていた論文が盗用されている疑惑が明らかになった。
都民をだまし裏切る行為であり、調査団は都民に謝罪し、費用を全額都に返還すべきだ」
と述べました。
民主党の4人の都議はおととし10月、環境政策などを調査するため、およそ765万円の
公費を使いブラジルのサンパウロやクリチバなどに10日間の視察に行っていました。
共産党は、民主党が調査後に議会に提出した報告書の「外観的に論じてみたい」とする
結論部分が「ジェトロの職員の論文のほぼ丸写しになっている」と指摘しています。
これに対して、調査団の団長を務めていた民主党の大沢昇政調会長は記者団に対して
「参考資料という部分が落ちてしまった。最後に結論部分という編集になり誤解を
与えてしまっている。盗作になってしまうのは間違いのない事実だと思う」と話しました。
また、民主党はこのあと会見を開き「盗作の意図はなかったが、意識の持ち方に問題があった」
と謝罪しました。直ちに報告書を訂正するということです。
問題となっている海外調査には1人当たり200万円近くが使われています。
今後、海外視察のあり方について問われそうです。
一方、この件についてジェトロの広報は「大沢昇政調会長からきょう電話で連絡があり、
本人に代わって承った。事前に掲載の許可を取ってほしかったが真摯な謝罪があったので、
これから新たなアクションを取ることはないと思う」と話しています。
ソース:TOKYO MX
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