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参加者が互いにトマトを投げ合うスペインで毎年恒例の祭り「トマティーナ(Tomatina)」が27日、
バレンシア地方のブニョール(Bunol)で開催された。
市庁舎から打ち上げられる花火を合図に、ゴーグルなどを装着した大群衆が一斉に
トマトを投げ始めた。市が用意したトマトは120トン。会場付近の店は、入口を防水シートで密閉し、
赤いドロドロの海の侵入を防いだ。
今年は、人口の4倍以上に当たる推定4万人が参加。北京五輪で5位に入賞した
スペイン男子水球チームも特別参加した。
祭りが1時間後に終焉すると、市職員と住民らは巨大なホースで道路を掃除し、トマトまみれの
参加者らは近くの川に設置された仮設シャワーに向かった。
毎年8月の最終水曜日に行われる祭りのルーツは定かではないが、1940年代半ばに
同地の子どもたちがトマトをふさげて投げ合ったのが始まりとの説もある。
ソース:AFP BB News
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