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終戦記念日の15日、
北京五輪の女子サッカー準々決勝で日本と中国が対戦した。
約3万の客席の9割以上は中国人。中国当局は厳戒で臨んだが、
一部が日本人観客の持っていた日の丸の小旗を投げ捨て、
暴言を吐くなどトラブルも起きた。
国歌演奏では、先に君が代が流れ、どよめきが起きたが、ほとんど起立したまま演奏を聞いた。
瀋陽から来たという王慶民さん(30)は「日中は友達だ。起立するのは当然のこと」と笑った。
中国人観客が平静だったのはここまで。試合が始まり、
日本選手にボールが渡るとブーイングが起きた。
日本が先制すると、さらに過熱。横浜市の男性会社員(28)は、
日の丸の小旗を中国人の男に奪われ、投げ捨てられた。
小競り合いとなり、警察官が仲裁に入った。男性らに向かって
「小日本(日本のべっ称)を倒せ」と叫び、ボランティアに制止される男もいた。
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