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大阪府門真市の男性職員(60)が10年以上にわたり、勤務中に無断で
職場を抜け出す「中抜け」を繰り返していたことが8日、分かった。
さらにこの職員はマイカーで通勤しながら電車通勤と偽り、市から交通費
を不正に受け取っていたことも判明。市は内部調査に乗り出しており、
近く懲戒処分にする方針。
関係者によると、職員は環境事業部環境対策課に勤務する上席主査。
10年以上前から職場を抜け出し、クリーニング店や郵便局、銀行に
行っていた。市の調査に対し、大筋で中抜けの事実を認めており、
「大変申し訳ないことをした」と謝罪しているという。
職員の中抜けをめぐっては当初、「勤務中に銭湯通いもしていた」との
情報もあったが、職員は「有給休暇を取って行った」と否定しているという。
また、平成17年7月から、同府四條畷市にある自宅から門真市役所に
通勤する際、実際はマイカー通勤にもかかわらず、電車通勤者を対象
とした通勤手当を虚偽申請。交通費(月額1万2500円)計46万2500円
を受け取っていた。
職員の上司である環境対策課の男性主任(59)は中抜けの実態を把握
していながら黙認し、交通費の不正受給については「過去に2度注意した
ので正常な手続きをしていると認識していた」としている。
同市は中抜けの実態を詳しく調べるとともに、黙認していた男性主任らに
ついても処分を検討する。交通費については、マイカー通勤者に支給される
交通費との差額分を過去にさかのぼって返還するよう求める。
同市の大西敏行総務部長は産経新聞の取材に対し「市民のみなさまに
深くおわびしたい。最終の調査報告を待ち、厳正に処分したい」と話している。
公務員の中抜けは今年以降、大阪市や京都市、四條畷市などで発覚している。
ソース:MSN産経ニュース 2008.8.8 14:54
URLリンク(sankei.jp.msn.com)