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「政教分離の原則」という民主主義の基本的要素があるのだが、我が国で「政教分離の原則」
と言う場合、その意味が歪曲され、奇妙なワガママを正当化するウソに成り下がっている。
そもそも「政教分離の原則」とは、ある一定の宗派が政権を持った時に他の宗派を政治的に
弾圧することを防ぐための原則なのであり、政治が一切の宗教と無縁であることを求めるも
のではない。その事例として米国大統領の就任時には聖書に手を置いて宣誓したり、ドイツ
にはキリスト教民主党という政党が存在する例がある。
そもそも、どんな近代国家でもそれ以前の歴史は宗教から一切関係がないことなどあり得ず、
それぞれの文化は連綿と続く長い歴史を基盤として成り立っており、精神的な柱や民族の
常識となっている。それが聖書に手を置いた就任宣誓であり、日本では正月の初詣や七五三
お伊勢さん参り、四国八十八ヶ所巡りなどである。日本ではクリスマスも盛んだが、キリス
トの生誕際という意味合いよりも、実態は殆どが文化イベントになっており、宗教ではない。
そういう各国の文化さえも「政教分離」での宗教であると歪曲し、本来の「政教分離の原則」
の意味をゆがめているのである。それは「歪んだ政教分離の原則」を日本文化を破壊するた
めの道具に利用している宗派がいるからである。「宗教は麻薬」と称し一切の宗教を認めな
い「マルクス・レーニン教」という共産主義者・社会主義者達とそのマインドコントロール
の被害者達である。一方、完璧に政教一致の公明党は、自分の憲法20条違反をごまかす為
に、サヨクのインチキ政教分離論に乗っかっている。汚い奴らだ。