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県立浜田水産高校の男の教員が同窓会費などを着服していた問題で、
県教育委員会は、２７日、この教員を懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職の処分を受けたのは、県立浜田水産高校の実習主任、村上芳美教員（５５歳）です。
県教育委員会によりますと、村上教員は、学校の同窓会費や、自らが専門委員長
を務める県高体連ハンドボール専門部の会費合わせて８１９万円余りを着服したと
見られるということです。
今回の着服は、別の県立高校の事務長がＰＴＡ会費を着服した問題を受けて
県教育委員会が全ての学校を対象に調査を行おうとした際、村上教員が
申し出て明らかになりました。村上教員は、当初、着服した額はおよそ６３０万円
と申し出ていましたが、その後の調査で８１９万円余りに上るとみられることが分かり、
「大半はパチンコに使った」と話しているということです。
県教育委員会は、２７日付けで村上教員を懲戒免職の処分にするとともに、校長や
前の校長など合わせて５人も文書訓告や口頭訓告の処分にしました。２７日の会見では、
県教育委員会は、冒頭で「度重なる不祥事を県立学校の職員が起こして大変申し訳
ありません」と謝罪しましたが、村上教員を警察に告発するかどうかについては、
「校長が警察に既に相談しているので様子をみたい」としています。
ソース：NHK島根のニュース 2008年6月27日 19時39分更新
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