08/06/19 18:37:50 0
ついに木村拓哉(35)の母親まで講演会をやり出した。掲示板にブログと評論家の時代、
講師の垣根もグンと低くなっているらしい。講演会でボロ儲けしている、イマドキ人気の
“文化人”のギャラ相場はいかほど?
「『ウチの子に“いただきます”を言わせないでください』と学校側に申し出る母親が
いると聞いて耳を疑いました。給食費を払っているのだから当然の権利というわけです。
また、いただきますと言って手を合わせる行為は、宗教行為であるからやめてほしいという
抗議もあって、教育委員会では今、笛を吹いて食べ始める指導をしているそうです。
ですが、『いただきます』や『ごちそうさま』には、料理を作ってくれた人への感謝と同時に、
死んでいった生き物に対する慰霊の意味もあると思います」
家庭教育の荒廃を嘆いた主は、キムタクの母親の木村まさ子さん(58)だ。
9割を女性で占めた市民会館のホールは、割れんばかりの拍手で包まれたという。
まさ子さんは、川崎市に薬膳リストランテ「いな田」を経営する傍ら、「イタリア薬膳を
召し上がれ」「育みはぐくまれ」の2冊の著書を上梓。“文化人”としての顔も併せ持つ。
月1回ペースで講演会を行い、全国各地から依頼が殺到する人気講師だ。
もっとも、聴衆の多くが期待しているのは、キムタクのプライベートの素顔だろう。
「キムタクの質問をしようとすると、なぜか司会者が遮ってしまう。何だかだまされた
ような気持ちになりました」と参加者からも不満が漏れる。印籠(いんろう)を出さない
水戸黄門のようなものか。
講演料は、10万~30万円。このまさ子さん、今月22日には「いな田」で立食形式の
食育セミナーを開催する。料金は1人1万5750円だ。
「講師の需要が多いテーマは、やはり病気や介護、子育てです。最近は、エコや
ワークライフバランス、メンタルヘルスといった分野にも人気が集まっている。
また、秋葉原のような事件が起きると、防犯対策の講師依頼も殺到します」
(講師派遣会社「パワービーンズ」広報担当者)
講演の依頼主は、自治体、PTA、ホテル、青年会議所、商工会婦人部など。
最近は、広告戦略として、商品イメージに合ったタレントに講演を行わせる企業も多い。
例えば、向井亜紀(43)のがん講演を主催するのが、保険会社といった具合。
向井は闘病、少子化、子育てとテーマが幅広いため、6月だけでも5回の講演で
スケジュールはびっしり。ギャラは、1回100万~150万円である。
この向井を上回る人気者が、「がばいばあちゃん」で御殿を建てた島田洋七(58)。
年間250回、すでに3500回以上も講演をこなし、ギャラもトップランクの150万~200万円だ。
4月26日に上田地域シルバーセンター(長野県)で「人生泣き笑い」をテーマに講演した。
「さすがに漫才師さんで、70分間ずっと笑いっぱなし。最後はホロリとさせる話もあり、
涙が止まりませんでした。講演料は、入場料が無料だったこともあり、かなり安くして
もらっています」(担当者)といっても、100万円以上らしい。
大阪府知事になる前の橋下徹氏(38)は、150万円。昨年4月に小学校教師に
転身した乙武洋匡氏(32)も、堂々の100万円だ。
「モー娘。」人気に陰りが見える音楽プロデューサーのつんく♂(39)も、
7月に浦安市のホテルでトークショーを行う。
講演はやっぱりおいしい商売なのだろう。
ゲンダイネット
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