08/06/13 21:36:24 0
尖閣諸島・魚釣島近海の日本領海内で10日、
日本の巡視船と台湾の遊漁船が接触した事故で、
台湾の劉兆玄行政院長(首相)は13日の立法院(国会)答弁で、
日本との領有権をめぐる争いでは、
問題解決の最終手段として「開戦の可能性を排除しない」という強硬姿勢を示した。
中央通信によると、日台の主権が絡む尖閣をめぐる問題で、
開戦は最終手段になると発言した劉院長に対し、
中国国民党選出の立法委員(国会議員)が開戦の可能性があるかと確認したところ、
院長はこれを肯定した。
真意は対話による平和解決を前提としたものとみられるが、
台湾では事故をきっかけに反日的な報道が過熱している。
一方、欧鴻錬外交部長(外相)もこの日、
日本側に拘留された遊漁船の船長が同日中に釈放されない場合、
許世楷駐日代表(日本大使に相当)を台湾に召還すると言明した。
船長は発言直後に釈放されて帰台したため、
結果的に駐日代表の召還は見送られるとみられるが、
5月に政権復帰した国民党は、「一つの中国は中華民国」という虚構を抱え、
沖縄県は「琉球」と表記して「自国領土」とみなし、尖閣への領有権を主張している。
台湾では12日に総統府が
「釣魚台(尖閣の中国語名)は中華民国の領土だ」とする声明を発表したが、
台湾海軍の艦船が18日、立法委員らを乗せて尖閣海域に展開し、
台湾側の主張を訴える計画もある。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)