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６日付のイスラエル紙イディオト・アハロノトは、同国のラビ（ユダヤ教聖職者）が
キリンの肉と乳はユダヤ教の食事規定に合致したコーシェルと宣言、食べても良い食品
と位置付けたと報じた。
同紙によると、ラビは「キリンは宗教的に清浄な動物であるというすべての証しを有している。
その乳はカード（凝乳）を形成し、このような見方を補強するものだ」と語ったという。
イスラエルのバーイラン大学の研究者がテルアビブ近郊のサファリパークでキリンを処置した際、
乳のサンプルを採取してこの事実を確認し、ラビが判断したという。
キリンの乳の中に食物規定で必要とされるカードを発見したほか、ひずめが分かれており、
反すうすることと併せて、コーシェルに合致すると判断されたという。
ただ、今回の判断について、サファリパークの獣医はそれほど驚いてはいない。
獣医は同紙に対し、「キリンがコーシェルと判断されたことで、われわれがあすからキリンの乳を飲み、
首の肉の入ったスープを飲むわけではない。つまり、この動物は絶滅の危険があるからだ」と語った。
ソース：時事通信/AFP
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