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経費を水増しして約５４００万円を脱税したとして、法人税法違反罪に問われた
大阪府和泉市、パチンコ店経営、高智周平こと金周平被告（５８）と、同被告が
経営するパチンコ会社「高栄」（本店・えびの市）に対する判決公判が２７日、
宮崎地裁であった。篠原淳一裁判官は「犯行は計画的で刑事責任は重い」
と被告に懲役１年、執行猶予３年（求刑・懲役１年）、被告と同社にそれぞれ
罰金６００万円（同・それぞれ罰金７５０万円）を言い渡した。
判決によると、金被告はスロットマシンの架空のリース料を計上して経費を水増し。
０３年５月～０４年４月の所得が約９５１２万円だったにもかかわらず、同６月に
小林税務署に「所得がない」などとうその法人税確定申告書を提出し、法人税約
２７８９万円を脱税した。同様に０４年５月～０５年４月の法人税２６１７万円を免れた。
【小原擁】
ソース：毎日新聞 2008年5月28日 地方版
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