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石川県白山自然保護センターは2日、白山市の山中で冬眠していたツキノワグマから、心拍数などのデータを
得ることができたと発表した。同センターによると、自然状態で冬眠中のクマの生理状況を調査した例は全国的に
ほとんどなく「冬眠中の生態を知る貴重な資料」と話している。
クマは12歳のメスで、2006年9月に捕獲され、行動範囲などを調べるため、衛星利用測位システム
(GPS)機能や発信機が付いた首輪を装着して山に放された。首輪には時限落下装置が付いており、
回収するはずだったが、今回は何らかの理由で外れず、クマが昨年12月に冬眠するまで装着されたままだった。
同センターは発信機を元に冬眠場所を突き止め、今年3月に冬眠中のクマを掘り出し、心拍数や呼吸数を
測定したほか、血液を採取した。
クマには新しい発信機が取り付けられ、4月下旬に冬眠していた穴から出て活動を始めたことが確認された。
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
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