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線路や駅などで鉄道を撮影したり、ひたすら車両を研究したりという……いわゆる〝鉄道ファン〟と呼ばれる人々。
ちょっと前まではどちらかというとマイナーな存在であったが、ここ最近はメジャーな趣味として認知されている。
それを裏付けるニュースとして、昨年埼玉・大宮にオープンした「鉄道博物館」の盛況ぶりがあげられる。
オープン初日にはあまりの盛況ぶりに入場制限となり、現在でも週末となるとかなりの混雑を覚悟しなくては入場できない状況だという。
もし〝鉄道ファン〟の男性と付き合うことになったらどんなことに気をつければよいのか?
今回そんなテーマで取材をし、話を聞かせていただく中にこんな意見があった。
それは「自分達はファンであって〝鉄道ヲタ〟ではない」ということ。
鉄道好きといっても「日常は誰も普通のサラリーマンだったり家庭を持っていたり他の趣味もあったりする。
そんな自分達が〝鉄道ヲタク〟と呼ばれる人たちと一緒にされるのは困る」というのである。
つまり彼らは〝ファン〟と〝ヲタ〟をかなり明確に線引きしているようだ。
さらにこういった鉄道ファンがもてはやされている現状について「鉄道ブームは大歓迎」としながらも
「鉄ヲタばかりがマスコミにピックアップされることに、イメージダウンじゃないか?」という懸念もある模様であった。
そんな〝鉄道ファン〟が呼称やイメージにここまでこだわるのはなぜなのか?
そこで「僕はファンでもヲタでもどちらでもいいですけれど」という時刻表検定2級を趣味で取得するなど
鉄道に精通する構成作家の渡辺雅史さんに話を伺った。
「まず鉄道だけにかぎらず〝ヲタ〟っていわれて喜ぶ人はあまりいない、というのが前提にありますよね。
あとはやはり彼らにはこれまで〝鉄道〟という趣味がいいイメージに思われていないという自覚があるからだと思います。
だから自分達を〝鉄ヲタ〟と言われるのをとことん嫌がる」
つまり鉄道ブームだからといって鉄道ファンに安易に「鉄ヲタ」認定だけは絶対禁句ということか。
彼らと上手く付き合うにはそれをまず頭に叩き込んでおいたほうがよさそうである。
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