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ケニアメディア13日付の報道によると、同国では薬品市場が危機的状況に陥っているという。
大量のニセモノ製品、不合格製品、使用期限切れ製品で溢れ返っているのだ。
こうしたもののなかには通常の薬のほか、ワクチンや診断用の試剤なども含まれている。
ケニアの製薬協会会長は、次のように述べている。「ケニア市場で売られている約3割の薬が、
ニセモノや不合格製品だ。正規の薬局は国内に2割程度しかない。また、薬品を保存するための
室温条件を満たしていない薬局も多い」。
このほか、薬の販売による儲けの多さに目をつけた多くの商人が法の眼をかいくぐり、
違法ルートでの薬品の輸入を行っているという。ケニア製薬協会は現在、この件に対する
詳細な調査を行っているところだ。
製薬協会会長は、次のように述べている。「問題を解決するためには、規範化された
市場システムを構築することが必要だ。専門知識を持つ人たちだけが薬や医薬品の販売を行えるよう、
厳格に規定しなければならない」。
ソース：livedoorニュース/新華社
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