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真逆の事例:メガネの21(トゥーワン)
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実は、21は「会社に利益を残さない」という独自の経営方針を持つ会社
なのだ。では利益を残さないでどうするのか?─同社は得られた利益を全
社員で山分けし、同時にメガネなどの商品を値下げすることで顧客に還元し
ているのである。
しかも年収(給与と賞与の合計)の最高額を1231万円位に設定し、それ以
上は社長であってももらわないようにしている。1231万円という年収は、配
偶者特別控除の適用が受けられる上限額である。そして残った利益は商品の
値下げに回すことで、顧客へ安くて良い商品を提供するのを実現している。
そんな、常識では考えられない独自の経営スタイルを生み出して、実践して
いるのが21なのだ。
NHKビジネス未来人
URLリンク(www.nhk.or.jp)
この会社には、専務もいなければ、部長や課長もいない。いわば、社員全員
がヒラ社員。
代表取締役である社長も、法律上必要なので置いているだけ。経営上の権限
は一切ない。
社員の総意で選ばれ、任期は最長4年、60歳で定年と決まっている。
代表取締役 山下昌弘さん 「普通だいたい代表取締役とか言われたら、
そういう形で見られるし、能力あって見識もあって、けど、僕そんなのない
から、すごく恥ずかしい。」(代表取締役 山下昌弘さん)
役員や管理職を無くし、社長といえども、店で接客にあたる。