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【和歌山支局】「エタ、否人、ばば汲」などと、昨年12月、携帯電話を利用した差別書き込みが発見された。
書き込みは複数のサイトにわたり、部落差別、障害者差別、外国人差別など広範囲にわたることが確認さ
れ、今後も拡大することが懸念される。
書き込みが確認されたサイト名は、「部落に多く見られる名字」「「かたわ」ってどう言う意味?」「在日の人達
は」「エタ、否人、ばば汲」の4つで、現在は削除されている。
昨年、12月7日に「部落に多く見られる名字」が発見され、以降3つのサイトを確認。発見後は、ただちに県人
権政策課と市人権・同和啓発課に報告。県から和歌山地方法務局へ削除依頼をおこなった。また、関係部局
長の連名でサイトを経営するA社に「申し入れ」を送付し、年末にはすべてが削除された。
この差別書き込みは、兵庫県内にあるA社が経営する携帯電話端末無料ホームページを利用し、「アロチ
の噂」という名前で立ち上げられたなかに、さまざまなサイトがつくられ、サイト利用者は、利用規約に合意
し年間料金を支払えばサイトを作成・管理することができるというもの。
今回発見された「アロチの噂」を掲載しているサイトには、和歌山県内に関するサイトが「アロチの噂」をふく
め106登録されている。この106のサイトは、基本的にパソコンでの閲覧は可能だが、「アロチの噂」のような
差別的書き込みがされているサイトについては、パソコンの閲覧が拒否され、携帯端末に「アロチの噂」のURL
を送信させ、メディアなどへの保存を不可能にする方法がとられている。
このように、匿名で書き込みができ、パソコンでの閲覧を拒否し、携帯端末へのURLを送信させるプログラム
がなされている差別落書にたいして県連は、県や法務局と連携でとりくみをすすめ、今後、差別書き込みが
発見された場合、県や市担当課へ報告し、削除依頼をおこなっていく、と話した。
URLリンク(www.bll.gr.jp)