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バレンタインデーを前に、チョコレートにも中国食品問題の余波が及んでいる。コーヒー豆専門会社
「南蛮屋」(本社・神奈川県厚木市)では、コーヒー豆とともに扱っているチョコレートや菓子に
「中国産原料不使用」のシールを付けている。
始めたのは昨年10月。中国産食品に関するニュースが流れ、客から「ここの商品は中国の原料を
使っているの?」という質問が繰り返されたため、やむを得ずの措置だった。その後いったんは沈静化し、
春にはシールをやめようと思っていたところ、今度は冷凍ギョーザによる中毒事件が起きた。客の関心も
再び高まり、原料の産地表示のラベルをチェックする人も増えたという。
同社の松野秀実総務課長は、「中国蔑視(べっし)と取られないか、内部でも議論があったが、
問い合わせが多く、お客さんの声に応える形で続けている。日中両国は食の安全に関する情報を
正しく提供してほしい」と話す。
URLリンク(www.asahi.com)
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