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過去においてSea Shepherd は、直接行動という戦術を採用してはいるもの
の、人命に対する脅威は回避するよう注意深く行動してきました。パタゴニ
アの考えでは、Sea Shepherdの今までの行動は“科学的調査”という名目で
行われてきた“クジラの捕獲”を、日本を含む各国の捕鯨船に中止させると
いう組織ミッションに対して効果を発揮してきたと捉えています。こうした
捕鯨は残酷的かつ暴力的であり、不必要なものです。Sea Shepherdに対する
支援は、残された世界中の野生生物、特にかつての生息数から激減し、現在
わずかな生息数しか残っていない生物を保護することに活動の重点を置いて
いる環境団体を支援するという、弊社の大局的な目的に含まれたものでした。
パタゴニアは、Sea Shepherdの戦術に賛同されないお客様がいらっしゃる
ことを認識しています。そのため、弊社はあらゆる機会において、クジラを
はじめとする野生生物の保護に対する情熱の結果として、いかなる関係者に
も危害が加えられたり、怪我を負うことのないよう、Sea Shepherd をはじめ
とする環境団体の行動を今後とも継続的に監視していく所存です。