08/02/02 14:50:52 0
【ワシントン=増満浩志】
米国の豚肉処理場2か所で、作業員たちが原因不明の神経障害を相次ぎ発症したことが分かった。
2社とも、豚の頭部から脳を高圧空気で吹き飛ばす装置を使用、
患者の多くがその近くで働いていた。
米疾病対策センター(CDC)は「脳組織が微粒子となって空中に飛散し、作業員が吸入、
または粘膜から吸収した可能性がある」と推定。
疫学週報(電子版)に発表し、「似た症例があれば報告を」と呼びかけた。
患者はまず、ミネソタ州の工場で見つかった。
21~51歳の男女12人が2006年11月から07年11月にかけ、
筋力の低下やまひ、知覚異常などの症状に襲われた。
症状は最長で7か月間続き、2人が入院した。
CDCが高圧空気による頭部処理に原因があるとみて全米の施設を調べたところ、
2施設で同じ処理を行っており、このうちインディアナ州の施設で患者数人が見つかった。
地元の報道などによると、この施設は三菱商事などが出資する
インディアナ・パッカーズ社の加工所で、日本へも豚肉を輸出している。
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