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「いじり」と称した陰惨ないじめが、自殺した男子学生を含む下級生を相手に繰り返されていた
明大応援団リーダー部。だが大学側の事情聴取にも部の幹部学生は「こうしておれたちも育ったのに、
常識だと思います」と平然と言い放ったという。伝統ある部の解散。6大学野球などでの
リーダー部不在に学生らからは惜しむ声も漏れたが、会見で納谷広美学長は
「違う応援の道を模索する」と語った。
「部が解散したからといって息子が帰ってくるわけではない。解散は関係ない。
暴行に関係した部員から直接話を聞きたい」
この日の会見を受け、男子学生の父親は言葉少なにこう語った。
明大の調査によると、リーダー部では日常的に上級生から下級生に対するいじめが横行。
問題となった男子学生の下半身への暴行ビデオのほか、聞き取り調査で男子学生を含む
下級生部員に雑草を食べさせていたことも判明した。
こうした部内でのいじめを苦にして、男子学生は過去、2度にわたって自殺未遂を繰り返し、
自殺4カ月前の昨年3月にはPTSD(心的外傷後ストレス障害)とも診断されていた。
しかし、明大側が抜本的な改善策に乗り出すことはなく、昨年7月に男子学生が自殺して
ようやく調査委を設置。部員らの本格聴取に乗り出した結果、常軌を逸したいじめの実態が
明らかになった。しかも部員らから反省の弁はなく、納谷学長は「言語道断。
こうした考えの学生に自ら改善することは期待できない」と解散に踏み切った。
これに対し、学生は複雑な心境を見せる。商学部4年の男子学生(23)は「6大学野球などでは
なくてはならない存在だが、陰惨ないじめはよくない」と話す。一方で同学部2年の男子学生(21)は
「しごきと称したいじめは、どこの応援団にもあると思う」という声も漏れた。
ソース:MSN産経ニュース
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