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2005年に実施された総選挙で公明党の太田昭宏代表(東京12区)が、公費で負担
される選挙カーの燃料代を過大に請求していたとして、東京都選挙管理委員会に全額
を返還していたことが14日、分かった。
公費から支給される燃料代は、候補者1人につき選挙カー1台分で、衆院選の場合は
日額の上限は7350円。05年は、8月30日から9月10日までの選挙活動期間が支給
対象で、太田代表は上限である8万8200円の支給を受けた。
太田代表の事務所によると、期間中、毎日同じ量の61・25リットル分のガソリン代を
請求していたが、昨年10月に書類を再点検したところ、伴走車を含めて請求していた
ことが判明。11月に都選管に全額を返還したという。事務所の秘書は「制度について
認識不足があった。おわびしたい」と話している。
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