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韓国には創価学会や天理教といった日本を発祥地とする宗教団体が18教団あり、
信者は192万人(2005年8月現在、各教団の統計を合算)に達するという調査結果が出た。
東西大学のイ・ウォンボム教授は韓日両国の研究者6人とともに、
03年から05年まで、韓国に進出した日本の宗教団体を対象に調査した結果を
研究書『韓国国内の日本系宗教運動の理解』(J&C出版社)にまとめ、このほど発刊した。
イ教授は「家族も一緒に信者カードを書いて登録すれば、
一部の水増しを除いても、日本から来た宗教団体の信者数は100万人を超えるだろう。
今や単純に“日本の宗教”と白眼視するのではなく、
正確な実体を把握し理解することが必要だ」と主張している。
イ教授らの研究によると、韓国内に最も多くの信者数を抱える日本の宗教教団は
韓国創価学会(KSGI)で148万人に達する。天理教は27万人。
イ教授は「植民地支配時代に韓半島(朝鮮半島)に入ってきた日本の宗教団体は、
日本の敗戦とともにほとんどが姿を消した。
しかし、1964年の韓日国交正常化を経て、在日韓国人信者を通じ少しずつ組織を建て直していった。
そして98年、日本の大衆文化開放を機に、日本本部の支援を受け急激に勢いを増している」という。
そして「KSGIは2000年に正式な公益財団として登録された。
創価学会の池田大作会長が1997年12月から2004年11月までに
韓国各地の大学や市・道・郡など地方自治体から贈られた
名誉博士号、名誉道民・市民の称号、感謝の記念品などは110に上る」と話す。
イ教授らは、日本の宗教が韓国人の間に広がっている理由として
▲説得力のある教義
▲誰もが師弟の役割を担い布教に積極的
▲病気治療―などを挙げている。
イ教授は「日本の宗教は近代以降、教義や組織を整備したため、
論理的かつ近代的な面を持っている。
韓国の従来の宗教が埋められないすき間に日本の宗教が入り込んでおり、
こうした現象は今後さらに加速するだろう」と予測した。
そして「特に、日本の宗教は政治・社会の現実問題に直接に参加する傾向が強い。
韓国でも日本の宗教勢力が大きくなれば、現実的な問題が起きる可能性もある」と語った。
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