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こちら、画像は体外に飛びだした心臓を握ったまま生まれた赤ちゃん。
元記事では、インドアジア通信社(Indo-Asian News Service)およびロシアのプラウダ紙によって
11月14日に報じられたとあり、25日付けの雅虎、中華網、騰訊網などの科技のページで紹介されていますが、
この女児が生まれたのは2005年11月のこと。ただし、画像は初出かもしれません。
詳細が載っていましたので、あらためて紹介しますね。
この女児は、インド中部のチャッティスガル州(Chhattisgarh)のコールバ県に住む、ジャグディッシュ・
ヤーダウ(Jagdish Yadav)さん(30歳)と妻のスシーラ(Sushila)さんとの間に生まれた赤ちゃんで、出産は自宅分娩によるものでした。
お産は順調でしたが、生まれた女児の右手は首筋のあたりで小さな肉塊をしっかりと掴んでいます。
この肉塊が脈を打っていたことからジャグディッシュさんはおどろき、町の診療所に産まれたばかりの赤ちゃんを担ぎ込みました。
検査の結果、この肉塊は紛れもなく女児の心臓で、頸骨と鎖骨の間に位置し、心室は不完全ながら、
大動脈と大静脈を通じて体内の器官へと繋がっていることが確認されました。
しかし町の診療所では手がだせません。女児はチェンナイのアポロ・ホスピタルに送られました。
同病院でコールバ県の医療を担当するS.K.パンポイ医師は、しっかりと心臓を抑えていた女児の右手を外すことに成功。
つぎに胸腔内に心臓を収める手術をすることを父親のジャグディッシュさんに伝えましたが、
問題は手術費用。医師の提示した20万ルピー(約60万円)という金額は、月収2500ルピー(約7500円)の印刷工である
ジャグディッシュさんにはそれこそ天文学的な数字です。
失望したジャグディッシュさんは、女児を抱えて家に帰り、女児はそれから2日後の13日夕方5時30分、死亡しました。
死因は感染症とのことでした。
現地政府によると、ジャグディッシュさんは特別貧困家庭扱いで援助を申請することもできたといいますが、
本能からか、それ以上心臓が体外に遊離しないようにとしっかり手で握ったまま産まれた女児は、慌ただしくその短い生に幕をひきました。
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