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読者の中には、1965年から1985年の間に生まれた人が大勢おられることだろう。
シカゴ大学で社会学の教鞭を執っているエドワード・ラウマン教授によると、
1965年から1985年の間に生まれた世代は、その前後の世代と比べて
性行動に顕著な違いがあるという。性にあまり積極的ではないらしいのだ。
ラウマン教授の研究結果を伝えている英国Telegraph紙の記事は、
「“ジェネレーションX”、すなわち1965年から1985年の間に生まれた世代は
“セックスレス世代”の名を冠されることにもなりそうだ」
という旨の煽り文句で始まっている。
ラウマン教授の研究結果によれば、1965年~1985年生まれの世代(以下“ジェネレーションX”)は、
その前の世代と比べても、またもっと若い世代と比べても、
婚外性交渉を好まず、体験人数も少ない傾向がある。
そして、“ジェネレーションX”は自由恋愛やフリーセックスをよしとせず、
特定の異性との交際に専念する傾向が強い。
ラウマン教授らの研究チームでは、“ジェネレーションX”がセックスに対して消極的になった原因として、
以下の2つを挙げている。
* AIDSの蔓延
* 親の世代での離婚率激増
一方、“ジェネレーションX”より前に生まれた世代には、
経口ピルの普及により自由奔放な性行動へと走った者が多いという。
しかし、その結果、ステディな関係が長続きしないことが多くなり、離婚率も高くなった。
それを反面教師にしたのが“ジェネレーションX”だというのである。
ところが、その教訓を間近に見ていない世代もいる。
“ジェネレーションX”より後に生まれた、もっと若い世代である。
ラウマン教授によれば、現在の10代から20代初めくらいまでの世代は、
インターネットが普及したこともあり、セックスを娯楽として享受する傾向がますます高まっている。
ただし、“ジェネレーションX”が完全にセックスレスかというと、決してそんなことはない。
「当然のことながら“ジェネレーションX”もセックスをします。
しかし、前後の世代ほど積極的ではなく、いろんな関係を楽しむわけでもない、
ということになるでしょう」とラウマン教授は言う。
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