08/08/20 10:54:09
天候に恵まれたお盆休み。ガソリン高が続く影響で、マイカー利用を控えて鉄道やバスで
出掛ける人が全般的に増える傾向にあった。
しかし、熱中症患者が続出する連日の猛暑で、お出掛け自体を控える向きも。交通各社に
お盆決算の「泣き笑い」を聞いた。
JR東海(名古屋市)によると、高山線が好調。
八日から十七日まで、特急(美濃太田-下呂)が前年同期比5%増で、四万四千人。
普通列車も同6%増で、八万千人だった。同社は「利用のピーク時期が分散し、
天候に恵まれた」と分析する。
高山方面の鉄路好調を受け、濃飛乗合自動車(高山市)もバス観光利用が増えた。
「高山駅を乗り継いで乗鞍岳や上高地方面へ出かける人が多かった」と話す。
ただ、バス利用が全般的に順調だったわけではない。岐阜乗合自動車(岐阜市)は、
「世間で言われるほど、燃料高騰の恩恵にあずかっていない」とぼやく。
「バスの燃料も上がっており、車両数を急に増やすこともできない」という。
同社によると、日帰りツアーは例年通りだが、東京ディズニーランドや大阪市の
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど、テーマパークへの客足が遠のいているという。
「猛暑の影響もあり、車からバスに替えて旅行しようという人はそもそも少なかったの
ではないか」とみている。
ガソリン高で、旅行会社も工夫を凝らす。
JTB中部本社は、マイカーを使う「ドライブ旅行」企画で、ガソリン代割引の特典が
付いた東海北陸道周遊コースを提案。八月上旬まで、目標の動員を上回るペースで
推移しているという。
岐阜乗合自動車は、燃料高が続いているうちに「東京などの遠距離だけでなく、近距離の
大阪や神戸への高速バス利用を見直してくれればよいが」と今後に期待する。
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