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JR西日本は13日、山陽新幹線の人気列車「ひかりレールスター」を平成23年春以降、
順次廃止し、車両を「こだま」に転用することを決めた。同年春に九州新幹線(博多-
鹿児島中央間)が全線開業するのに合わせて、N700系をべースにした8両編成の
新型車両で新大阪-鹿児島中央間を直通運転するため、山陽区間を走行する
ひかりレールスターはすべて新車両に置きかわり、基本的には8両のこだまになるという。
山陽・東海道新幹線では昨年7月から、最高時速300キロのN700系「のぞみ」を増発。
山陽区間でビジネス客のぞみへの移行が進んでおり、ビジネス客の取り込みを狙った
ひかりレールスターは一定の役割を終えつつあることから、九州・山陽新幹線直通の
新車両で新たな乗客獲得を目指す。
山陽新幹線では、0系こだまが11月で引退するのをはじめ、500系のぞみのこだまへの
転用など新幹線車両の再編が進んでいる。
ひかりレールスターは700系車両を両を使用した8両編成で、12年3月から運行を開始。
現在、16編成(128両)で新大阪-博多間を1日24往復、新大阪ー広島間を1往復している。
最高速度は700系のぞみと同じ時速285キロで、新大阪ー博多間を最短2時間35分で結んでいる。
指定席の横2席ずつの座席配列や車内放送が流れないサイレンスカー、パソコン用
コンセント付きのオフィスシートの設定など車内の快適性に加えて、指定席特急料金が
のぞみより安いこともあって固定ファンも多く、指定席は常に満席に近い状態だ。
しかし、山陽区間の乗車率はこのところ横ばい状態で、のぞみ増発で名古屋-岡山、
広島など「東海道と山陽新幹線をまたぐ乗客が増えている」(JR西日本幹部)という。
▽News Source MSN産経ニュース 2008年8月14日01時38分
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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平成23年春以降、順次廃止される「ひかりレールスター」
▽西日本旅客鉄道 株価 [適時開示速報]
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