08/08/13 07:45:50
厚生労働省は12日、2009年度から、派遣やパートなど30歳代後半の非正規労働者の
正規雇用への移行を支援するため、試行的に雇用する企業に対し、助成金を支払う制度を
新設する方針を固めた。
これまで25~34歳の年長フリーターら若者の就労を支援してきたが、さらに非正規労働者の
年齢層が上がっていることを踏まえた措置だ。関連予算を09年度予算の概算要求に盛り込む。
現在、フリーターら若者を試用する企業には、1人当たり月4万円を最大3か月分支給する
「トライアル雇用」制度があるが、対象年齢は25~34歳で、30歳代後半は制度の対象外と
なっている。新制度は、この枠組みを活用し、35~39歳の年齢層を助成金の支給対象とする。
厚労省によると、トライアル雇用を活用したフリーターの約8割が、試行期間終了後、
本採用されている。
30歳代後半の非正規労働者の就労支援を強化するため、都市部のハローワークを中心に
配置している「常用就職サポーター」も増員する方針だ。
▽News Source YOMIURI ONLINE(2008年8月13日03時05分 読売新聞)
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▽厚生労働省
URLリンク(www.mhlw.go.jp)