08/08/12 23:30:49
【ジュネーブ=市村孝二巳】先月末に閣僚会合が決裂した世界貿易機関(WTO)多角的
通商交渉(ドーハ・ラウンド)のファルコナー農業交渉議長は11日、閣僚会合で得られた
成果に関する報告書をまとめた。
議長は大幅な関税削減の例外となる「重要品目」の数は日本の場合、6%となることが
既成事実であるとの見解を示した。重要品目を8%に増やしたいという日本の退路は
もはや断たれつつある。
議長報告は、閣僚会合で各国が歩み寄った事実を記録に残しておき、今後の交渉の
「発射台」とするのが狙い。閣僚会合は途上国の農産品向けの特別セーフガード
(緊急輸入制限)をめぐる米国とインド、中国との対立が決裂の引き金となる一方、
数多くの論点で歩み寄りも見られた。
▽News Source NIKKEI NET 2008年08月12日16時01分
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
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