08/08/11 07:40:50
農林水産省は10日、政府が製粉会社に売り渡す輸入小麦の価格を、10月から20%程度
引き上げる方向で検討に入った。8月下旬に発表する。
2007年4月、10月、08年4月に続き4回連続の値上げとなり、パンやめん類など小麦製品の
店頭価格へも影響を与えそうだ。
日本は小麦の約9割を海外に依存しており、輸入小麦のほぼ全量を政府が輸入して
製粉会社に売り渡す仕組みだ。10月からの売り渡し価格は、07年12月~08年7月の輸入価格を
反映させることになっている。
小麦の国際価格が昨年末から今春にかけてピークを付けたため、政府の輸入価格は
従来より20~25%上昇している。
製粉会社への売り渡し価格は07年4月に1・3%、10月に10%、今年4月に30%、
それぞれ上がり、現在は1トン当たり6万9000円だ。これまでに、レストランなどで使う
業務用の小麦粉や食パン、カップめん、スパゲティなど幅広い食品で店頭価格への転嫁が
広がっている。
▽News Source YOMIURI ONLINE(2008年8月11日03時02分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
▽農林水産省
URLリンク(www.maff.go.jp)