08/08/09 10:42:45
★仮想ドライブ作成ソフト「DAEMON Tools」に公式日本語版が登場
アドウェアが削除された「DAEMON Tools Lite」が日本語化されて公開
(株)コージェンメディアは8日、フリーの仮想CD/DVD-ROMドライブ作成ソフト「DAEMON Tools Lite」
日本語版の配布を開始した。Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/XP x64/Server 2003 x64/
Vista x64に対応するフリーソフトで、現在、数多くの海外製ソフトの日本語化パッチを提供している
“日本語化工房-KUP”のWebサイトからダウンロードできる。また、同社によると現在ベクターの
ライブラリへ登録申請中とのことで、近日中にはベクターからもダウンロードできるようになる。
「DAEMON Tools」は、海外製ながら国内でも有名な仮想CD/DVD-ROMドライブ作成ソフト。
最大4つまでの仮想ドライブを作成でき、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから簡単にCD/DVDの
イメージファイルをマウントできる。個人利用ならばフリーで利用できることから絶大な人気を誇り、
かつては仮想ドライブ作成ソフトの決定版として多くのユーザーから愛されていた。
しかし今から約3年前、v4.00へとバージョンアップした際にアドウェアが同梱されるようになった。
アドウェアの内容は、トレンドマイクロのウイルスデータベースで“ADW_WHENUSRCH.C”として
定義されており、広告表示のほかユーザーが閲覧したWebページの情報を収集したり、ほかの
アプリケーションをダウンロードしてインストールすることがあるというものだった。
「DAEMON Tools」の開発元であるDisc Toolsは、アドウェアを同梱したのは無料でサポートを続けて
いくためとアナウンスしていた。しかし、アドウェアのインストールはインストール画面のチェックボックスを
外すことで回避できるものの、一度インストールしてしまったアドウェアを削除するのが困難なことや、
アドウェアそのものの危険性が高いことなどが理由で多くのユーザーがこのバージョンをきっかけに
離れてしまっていた。
「DAEMON Tools」は、その後v4.30よりアドウェアを削除する代わりに、3ペイン型のGUIやCD/DVD
イメージの作成機能などを搭載した上位版「DAEMON Tools Pro」をシェアウェアとして公開した。
その一方で元の「DAEMON Tools」は、これらの新機能を省いた機能限定版の「DAEMON Tools Lite」
として公開されるようになった。
今回、公式日本語版として公開されるのは機能限定版の「DAEMON Tools Lite」。機能限定版とはいえ、
多くのユーザーにとっては使い慣れた、また見慣れたソフトであり、使い勝手はv4.00当時とまったく
変わっていない。なお、コージェンメディアによると、上位版である「DAEMON Tools Pro」日本語版の
販売に関しては今のところ未定とのこと。
【著作権者】Disc Tools(日本代理店は(株)コージェンメディア)
【対応OS】Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64
【ソフト種別】フリーソフト(非商用利用かつ個人利用のみ)
【バージョン】4.30.1(08/08/08)
(久保 望)
ソース:窓の杜 - 【NEWS】 (08/08/08 15:50)
URLリンク(www.forest.impress.co.jp)
「DAEMON Tools Lite」v4.30.1
URLリンク(www.forest.impress.co.jp)