08/08/29 01:08:22 6TC6lsJi
>拡張案だと、飛行場設置後に引っ越してきた連中まで環境対策費なるものを支払わなければならなくなるんじゃないか?
>計画自体が、その連中よりも後に提案されているわけだし。
そのとおり。
新住民は、今の飛行ルート、今の騒音レベルを前提に移り住んできた人たち。
騒音公害訴訟の最高裁判決で負けたような空港が拡張されるなど、誰も予見できるはずがない。
滑走路を増やす以上、「騒音はこれまでと全然変わりません」なんて理屈は立たないから、
騒音区域の告示見直しをしなければならない。
対象となる世帯は、その告示時点での住民。
だから、対象世帯数は劇的に増えるだろう。
いままでは電波障害くらいしか補償しなくてよかったが、
防音工事なども補償しなくてはならなくなる。
さらに、特に額が大きいのが、土地を買い上げ建物の補償をする「移転補償」。
今までは、昭和50年代の告示時点が基準だから、補償対象となる土地も田んぼが多かったが、
これから告示をし直すとなると、マンションも多く該当する。
吉塚中学校付近には新しいマンションも多い。
「アンピール空港通り」など、戸数が多いのに加え、騒音どころか制限表面にも抵触するだろう。
「吉塚林病院」も大規模な改築をしたばかりなのに、飛行ルートのほぼ直下となってしまう。
「対象区域は今までどおり、変えません」などと国が言えば、裁判沙汰間違いなし。
福岡空港周辺よりもはるかに田舎で、落花生畑に囲まれ、
とても市街地空港とは言えない成田でさえ、
周辺住民には分厚い騒音対策がされている。
これらを勘案すると、拡張は新空港より高くつくことは間違いなかろう。