08/08/05 11:38:04
全国の最低賃金の引き上げ額の目安を議論していた中央最低賃金審議会
(厚労相の諮問機関)の小委員会は5日、全国平均で時給を15円程度
引き上げることを決定した。
この結果、全国平均の最低賃金額は初めて時給700円を超える見通しと
なった。生活保護並みの時給を求める改正最低賃金法が7月から施行。
現時点で生じている生活保護との大幅な差を解消する動きが見込まれるため、
昨年(14円)を上回る引き上げになった。
最低賃金は企業が従業員に支払う義務がある最低限の賃金で、都道府県ごとに
決まっている。現在の全国平均(人口加重平均)は時給687円。
今回の議論では7月から施行した改正法の趣旨を、引き上げ額にどう反映するかが
焦点となった。改正法は、働いても生活保護以下の収入しか得られずに働く意欲を
なくすことを防止するといった狙いで、最低賃金について「生活保護との整合性に
配慮」するよう規定している。
ソースは
URLリンク(www.nikkei.co.jp)