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地球温暖化対策に力を入れる国連では、日本の「クール・ビズ」を参考に、今月から
ニューヨークの本部ビルで冷房の設定温度を上げ、職員には軽装を呼びかける取り組みを
始めました。
この取り組みは、パン事務総長が6月に日本を訪問した際、「クール・ビズ」について
話を聞き、導入を決めたもので、「COOL UN・涼しい国連」と名付けられました。
ニューヨークの国連本部ビルでは冷房の設定温度をこれまでの22.2度から3度ほど上げて
25度にしたほか、週末には完全に止め、これによって1か月で二酸化炭素の排出を300トン分
減らせるということです。
また、外交官や職員はこれまでスーツにネクタイ姿というのが一般的でしたが、
民族衣装も含め、軽装を奨励しています。ふだんはスーツ姿のパン・ギムン事務総長も、
早速、半袖シャツで出勤し、朝の幹部会議で、「小さなことだが大きな変化につなげよう」と
呼びかけました。
地球温暖化問題を最重要課題のひとつに掲げる国連では、みずからの足もとを見直した
今回の取り組みを世界各地の国連事務所でも実施することにしています。
▽News Source NHK ONLINE 2008年8月3日 6時14分
URLリンク(www.nhk.or.jp)
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▽United Nations
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