【農業関連】飼料高騰で廃業続出--兵庫県内の酪農、畜産、養鶏農家 [08/01]at BIZPLUS
【農業関連】飼料高騰で廃業続出--兵庫県内の酪農、畜産、養鶏農家 [08/01] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
08/08/01 12:34:18
世界的な穀物価格の上昇による配合飼料の高騰の影響で、兵庫県内の酪農や蓄産、養鶏農家の
廃業が増えている。政府は七百三十八億円の緊急追加対策を決めたが、今年七-九月期にも
飼料の農家負担は一トン当たり五千円増え、さらに経営を圧迫。農家はコスト削減に努めるが、
「自助努力も限界。家畜の飼料は削れない」と悲鳴を上げている。

JA全農兵庫などによると、トウモロコシなどを使う配合飼料は二〇〇六年秋ごろから上がり
始めた。一トン当たり平均四万二千六百円から今年七-九月期には六万四千七百円となり、
一年半で五割上昇した。

県酪農農業協同組合連合会によると、〇七年度は県内で四十八農家が廃業。〇八年度もすでに
十農家が廃業した。「若手の廃業も増えている。これ以上高騰が続けば、さらに廃業農家が
増える」という。

県加西農業改良普及センターによると、酪農の総経費に占める飼料費の割合は通常四割程度だが、
現在は六割を超えている。特に、生乳は生産者団体と大手乳業メーカーの交渉で価格が決まる
ため、飼料値上がり分の価格転嫁が難しいという。同センターは「現状でも生乳は足りない。
廃業が増えると、来年以降、さらに生乳不足が加速する」と懸念する。

一方、養鶏農家の廃業件数もこれまで年間十件ほどだったが、昨年二月から今年二月にかけ
二十七件と約三倍に。農家数は百件を割った。

政府は六月、配合飼料値上がり分の農家負担を軽減する基金への補てんなど、緊急支援を決定。
各農家も飼料用イネを自家栽培したり、不必要な飼料を見直すなどコスト削減に努めるが、
品質を下げた配合飼料を使ったため、栄養不足で病気になる家畜も増えているという。

県農林水産技術総合センターは「生産性を上げることでコストアップを吸収することも必要」と
指摘。畜舎の改善指導や、農家や飼料メーカーなどと協力し、食物残さを飼料化する研究も進める。

全国のJAは、七月から値上げへの理解を消費者らに求めるキャンペーンを始めた。JA全農
兵庫も「飼料の値上がりが止まっても、基金からの補てんが減るので農家の負担は増える。
あとは価格転嫁しかない」としている。

◎ソース 神戸新聞
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)


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