08/07/31 23:15:51
山口県下関市の水産物加工卸売会社「エツヒロ」(森敏一社長)による産地偽装事件で、
森社長は31日、同市で記者会見し、「日本の風潮からして、中国産表示での販売は
難しかった」などとして、自ら偽装を指示していたことを認めた。
また、同日付で全従業員約50人に対し、同社の廃業と解雇を通知した。
森社長は会見で、熊本県産などと偽っていた中国産養殖トラフグの輸入は自ら発案し、
年1、2回、加工工場などの視察のために中国に渡っていたことも認めた。
産地偽装を始める2004年以前、マフグなど安価な国産フグをトラフグとして出荷していた
魚種偽装についても「記憶にある」と述べた。
偽装の理由について、「スーパーが設定する(低い)販売価格に合わせて(安く)仕入れ
なければならないプレッシャーがあった。利ざや目的ではない」と述べた。
▽News Source YOMIURI ONLINE(2008年7月31日21時21分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
【食品】フグ産地偽装のエツヒロ:31日付で廃業、従業員は全員解雇…資金繰りに行き詰まる [08/07/31]
フグの産地を偽装した山口県下関市の水産物加工卸売会社「エツヒロ」の森敏一社長は
同社を31日付で廃業し、約60人の従業員全員を解雇すると発表した。
産地偽装で取引先からの入金が止まり、資金繰りに行き詰まったのが直接の原因で、
近いうちに破産などの法的手続きを取る。
従業員の今月分の給与は未払いで、国の制度融資などを利用して補償するという。
▽News Source NIKKEI NET 2008年07月31日14時36分
URLリンク(www.nikkei.co.jp)