08/07/30 15:25:57
音響・映像機器(AV機器)製造会社「オリオン電機」(福井県越前市)が、
金沢国税局の税務調査を受け、2006年3月期までの7年間で約120億円の
所得隠しを指摘されたことが30日、分かった。
タイの現地法人が製造したテレビなどの売り上げの一部を、
香港のペーパー会社に付け替えていた。
重加算税を含む追徴税額は40億円前後とみられ、同社は修正申告した。
オリオン電機は、国内のほか、タイや米国などに現地法人を設立し、
液晶テレビなどのAV機器を製造している。
関係者によると、指摘を受けたのはタイで家電メーカーから委託を受けて
生産した液晶テレビなどの取引。
完成品をメーカーに卸す際、オリオン電機が受け取るべき売り上げの一部を
香港のペーパーカンパニーに移していたという。
香港の会社はオリオン電機と資本関係はなかったが、国税局は、資金管理を
オリオン側が行うなど実質的に支配下にあり、悪質な所得隠しに当たると
認定したもようだ。
同社は「現在、対応を検討中でコメントできない」としている。
ソースは
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
オリオン電機株式会社
URLリンク(www.orion-electric.co.jp)