08/07/24 12:54:41
伊藤ハム(西宮市)は二十二日、医薬品製造販売の子会社など三社を大塚化学(大阪市)に
売却し、医薬品事業から全面撤退すると発表した。本業の食品事業に経営資源を集中させ、
収益力を高めるため。譲渡価格は計十七億円。
三社は、ペプチド性医薬品の開発や遺伝子組み換えインスリン製造を手掛ける伊藤ライフ
サイエンス社と、米国と上海にある同社の子会社。高齢化社会による需要増などを見込み
二〇〇三年にライフ社を立ち上げ、〇八年三月期に三社で計約四十二億円を売り上げていた。
売却は九月一日付。
伊藤ハムは経営改善に向け不採算事業の撤退などを進めており、開発費負担が重いため
医薬品からの撤退を決めた。〇九年三月期決算での売上高への影響は軽微だが、利益は増える
見込みで、具体的な額は精査中という。
◎伊藤ハム [コード/2284]
URLリンク(www.itoham.co.jp)
◎大塚化学
URLリンク(chemical.otsukac.co.jp)
◎ソース 神戸新聞
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)