08/07/24 12:36:14
エアコンなどの断熱材に使う架橋高発泡ポリエチレンシートの製造・販売会社が
カルテルを結んでいたとして、公正取引委員会は24日、独占禁止法違反
(不当な取引制限)で、積水化学工業(大阪市北区)など4社の本社、支店など
関係箇所15カ所を立ち入り検査した。
立ち入り検査を受けたのは、積水化学のほか、日立化成工業(東京都新宿区)、
古河電気工業(東京都千代田区)、東レ(東京都中央区)の計4社。
積水や古河、東レなどの本社にはそれぞれ10人前後の公取委の係官が到着し、
立ち入り検査を始めた。日立は営業部門がある東京・田町の営業所などに検査に
入った。
公取委によると、4社は高発泡ポリエチレン工業会(現在は解散)という組織を作り、
遅くとも平成16年から19年3月ごろまでの間、都内などに課長クラスの職員が
集まって、値上げの時期や金額を決めていたとみられる。
架橋高発泡ポリエチレンシートはエアコンのほか、乗用車の断熱材などに使い、
積水化学をトップシェアとして4社でほぼ独占している。
積水化学は「立ち入り検査を受けているが、詳細は調査中」としている。
古河電工は「立ち入り検査を受けているのは事実で、調査には全面的に協力する」
日立化成工業は「確認中」としている。
ソースは
URLリンク(sankei.jp.msn.com)